毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年6月度、北陸信越運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
北陸信越の監査件数は、4社18件
北陸信越運輸局管内の6月度の行政処分は
・トラック 4事業所
違反件数は18件で平均4.5件でした。
監査のきっかけは?
なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
今回は特に特筆した端緒はなかったようで、監査実施でした。
4社18件の内訳です。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/09/f6fd3e7ce834deca6bfe4de42ef0bc81-1-1024x768.png)
「乗務時間等基準告示の遵守違反(3条4項)」が最も多かったです。
違反ワースト1位(大分類)は、今月も「点呼」でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/09/13b870130e8e1a6dc68db301648ea5e5-1024x768.png)
「点呼」は昨年12月からワースト1を継続中
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/09/fe3fbf47f0052be6cabd078eccf8f2ef-1024x768.png)
点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・
点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。
点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。
つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。
<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-2.png)
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