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九州運輸局、5社に輸送施設使用停止の行政処分(2021年5月度)

2021.7.28

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年5月度、九州運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約9.2件

九州運輸局管内の5月度の行政処分は 

・トラック 5事業所


合計5事業所でした。今月はバス、タクシーはございませんでした。

 (4月:7事業所)

また、5事業所の合計違反数は46件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約9.2件というところでしょうか。

 

違反ワースト1位は、指導監督、次いで運転者台帳と点呼と続く

46件の中身は、以下の違反となっておりました。

運行管理者は、運転者に対する適切な指導及び監督を行わなければいけません。

 

ワースト1位(大分類)は指導監督 2位に点呼・・・

ここ数カ月、1,2位は変わらず。
乗務時間がじわりと・・・ちなみに、拘束時間と言えば!

【改善基準のポイント!】
・1日の拘束時間は原則13時間まで
・延長する場合でも最大16時間まで
・1日の休息期間は継続8時間以上必要

 

安全教育、指導監督、ヌケモレ・・

事故が減らず、危険予知のトレーニングを実施したいが、運行管理者は配車に勤務割に 通常の業務で手一杯かも知れません・・。

 

 

指導監督のモレをなくすために・・

運転者指導のポイントは「計画」と「記録」。

運転者指導では「運転する場合の心構え」や「適性に応じた安全運転」など、全部で貨物12項目、旅客11項目が決められています。

毎年、同じ教育資料を使うことで、マンネリ化を危惧されている旅客・貨物自動車事業者様へ、ドライブシミュレーターのレンタルを開始しました、「計画的」に「記録」も残せる、体験・体感型の指導及び監督の手法の活用してみませんか?

https://driving-check.site/

点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

https://www.tokai-denshi.co.jp/products/tenko_pro.html
https://youtu.be/FcO2bmFA-S8


<写真と記事本文は直接関係ありません>