毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年2月度、関東運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均5.2件
関東運輸局管内の2月度の行政処分は
・トラック 3事業所
・貸切バス 2事業所
合計5事業所でした。
また、 5事業所の合計違反数は26件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約5.2件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
この月の関東運輸局管内では、以下の理由を端緒として監査が行われました。
違反ワースト1位(小項目)は指導監督
26件の違反内容は、以下となっています。
指導監督・変更認可違反が上位・・
ワースト1位(大分類)は事業計画・報告と指導監督。
先月のワースト1位である指導監督違反件数は減ったものの、
少なかった事業計画・報告違反が上位にランクインするという結果でした。
先月に引き続き、報告・届出関係が増えてきています。
そして、指導監督違反はいつも、どこも、1位。減らないですね。
まだまだ減らない日常業務の違反。日常業務のヌケ・モレはなぜ?
2月は、指導監督違反や、事業計画・報告の違反が多く見受けられました。
記録のヌケ・モレをなくすためには…
記録のモレをなくす方法の1つに整理・整頓があげられます。
どこに何を書くのか、記載したものをどこにしまっておくのか…
システム化することでわかりやすく共有、管理してみませんか?
指導監督モレをなくすために・・
一般診断を、ついうっかり未消化にしてしまうことが多いようです。
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<写真と記事本文は直接関係ありません>