事業用自動車総合安全プラン2025

 

運行管理高度化検討会

 

事業用自動車総合安全プラン2030

 

プラン2025の「点呼制度近代化・現代化」に、忘れ物はあるか? そして来るプラン2030、「点呼センター事業」の市場は立ち上がるか? 目玉は「次世代運行管理システム近代化・現代化」、つまりデジタコ保安基準改正の方か?

2025.8.22

6月27日、本年度第1回目の運行管理高度化ワーキングが開催されておりました。

なんだか目新しいものや期待していた改革の内容はなくって・・・スルーしちゃってました。

しかしながら、次期、事業用自動車総合安全プラン2030においては、トラック事業の免許更新制の効果を高める施策が当然織り込まれるでしょうから、3月のプラン2030の施策決定にむけて、各エビデンス集めに奔走する半年になりそうです。この検討会は。

委員構成、若干変更。

 

昨今、運行管理カイワイでは、遠隔点呼、自動点呼等の話題が多いですが、これらの制度改革(緩和・強化)を決めているのはこのひとたちです。

法務、労務、医療、健康、物流、旅客運送、運行管理テクノロジー、これらの「プロたち」といったところでしょうか。1年前と、若干変わっていますね。

上記の方々が、「点呼計画」とか「監視カメラが必要」とか、細々とした遠隔点呼や自動点呼のルール(告示等)を決めてきました。

こんなふうに。意見交換をしながら。

  

今年、何やるのかな~・・

あ~。ここまでか。3月までは。令和8年度、プラン2030への持ち越し案件がだいたいわかってきた。

時代に追い越された「過去の対面点呼」?

 

 

 

ちっちゃい忘れ物、しそうでしたね。

「あ、対面点呼のこと忘れてた」って感じ? 遠隔点呼が日常になってきたからこそ。

ますます Gマークの「立ち寄り点呼」インセンティブも薄まってゆくという・・・。

 

運行管理者シェアリングエコノミー。「運行管理者の兼務条項」と、「管理の受委託」、年度内に決着か?

 

 

次世代運行管理システム、どこかで聞いた話?

 

 

 

検討会のみなさま

「運行管理システム」という言葉は、道路運送法や貨物事業者運送事業法、運輸規則・輸送安全規則で定義されている「運行管理者の業務」と、整合しません。

「俗称 運行管理システムなるもの」は、各事業者、メーカー、消費者、まちまちです。

「GPSをつかった動態管理システム=運行管理システム」というひともいれば(多いと思う)、「デジタコをつかった乗務日報を作成するシステム=運行管理システム」というひともいます(多いと思う)。

でも、「運行管理業務の一元化」を、それこそ主題として検討しているならば、この「あいまいな運行管理の定義」を、法規則・解釈、市場の認識と整合させてゆく必要があると思う。

いよいよ。

「広義の運行管理システム」「狭義の運行管理システム」が、混在しているなか、ソフトメーターまで出てきているわけすから。

どこかで用語の整合が破綻するかもしれませんよ。 混乱しますよ?