点呼について学ぶということ

点呼を切り口に。

運行管理者(点呼執行者)と、ドライバー。
出発の直前の点呼。運輸の安全は、最後の瞬間、すべてはこの二人に委ねられます。

免許証の有無や、アルコールチェックは容易にできます。点呼執行者が点呼の法定項目を形式的にチェックするのは簡単です。

しかし、「体調は問題ありません」「睡眠時間も問題ありません」
これらのドライバーの自己判断、申告を、点呼執行者はどこまで信じるべきか? 

点呼体制を整備中の会社は、例えば運行管理者によってばらつく点呼のスタイルをどこまで標準化すべきか、悩んでいることでしょう。
一方、点呼体制がしっかりしている会社であっても「形骸化」や「慣れ」が常につきまとうと言われます。

東海電子の「点呼セミナー」。
その基本コンセプトは、「点呼から始める運輸安全」。

運輸安全を実現しつづけるには、安全投資を決断する事業者(経営者)、プロドライバーを路上に送り出す最後の瞬間に立ち会う運行管理者、そして、路上の安全の責任をプロフェッショナルドライバー、この3者が真剣に安全を実現する意思を持っているかを象徴的に確認できるのが「点呼」。

乗務時間告示の遵守、過労防止措置、乗務割りの作成、運行指示書の作成、乗務日報の確認、運転者台帳の維持、運転者への指導監督・・・ある意味、「点呼のやり方」をみれば、その会社の運行管理業務の実態も予測できてしまうほど、象徴的なものです。

点呼とは
https://transport-safety.jp/roll-call

 

点呼セミナーの概要

点呼セミナーは、運行管理者の数ある実務のうち、主役であるドライバーのプロフィールである「運転者台帳」をベースに、「点呼のあり方」を考えるアプローチを取っています。

  1.  運行管理者の業務(20条)の理解
  2.  運転者台帳(9条)と、指導監督(10条)の手法
  3.  輸送安全規則 点呼(7条)の理解
  4.  運行管理者にとってのIT点呼、遠隔地IT点呼の意義
  5.  運行管理者の実務としてのアルコール検知運用ルール
  6.  運行管理者を支援するデジタル・IT機器のあり方
  7.  飲酒に関する基礎知識(指導監督10条観点)

研修時間は約3時間。
 ・実務者向けには、現在の点呼の法令の学び直しに
 ・経営者にとっては、将来の安全投資のロードマップ策定に
 ・ドライバーから補助者、将来運行管理者へ登用したい社員の学びの場として
有用な研修としてご利用ください。


以下、過去のセミナー開催を参照ください。

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本ページでは、東海電子グループが企画するセミナー(ズームによるセミナー含む)や、製品展示の機会について広報をしてゆきたいと思います。

https://transport-safety.jp/archives/category/seminar-consulting/roll-call-seminar


お客様を訪問しての開催も常時承っております。
テキストを読むだけではない、メーカーならではの、実機を交えた解釈等、わかりやすい説明・資料を心がけています。

連絡先は、東海電子(株) 営業企画部 
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まで、「講師派遣の依頼」の旨記載の上ご連絡ください。