毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年5月度、北陸信越運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
北陸信越の監査件数は、2社5件
北陸信越運輸局管内の5月度の行政処分は
・トラック 1事業所
・貸切バス 1事業所
合計2事業所でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/07/bf4debda17cf3c8d112d4df90bf0bc3c-1024x768.png)
監査のきっかけは?
なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
今回は特に特筆した端緒はなかったようで、監査実施でした。
5件の内訳です。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/07/35bf5b772e9e4d013dc8a6d048ad0c03-1024x768.png)
日々行う「記録」関係はミスが出やすい部分なのかも…
違反ワースト1位(大分類)は、少ないながらも「点呼」でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/07/7c3e7f2690f71144cc20b1692562b9c3-1024x768.png)
昨年12月からワースト1は「点呼」
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/07/44cb7821453fb17c5ebf66918f5409f4-1024x768.png)
点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・
点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。
点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。
つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。
<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-2.png)
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