毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2024年1月~3月度の四国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
少し前の情報にはなりますが、2024年1月~3月の行政処分の情報をお伝えいたします。
いち運輸局の、一部分を切り取ったサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
四国の監査件数は、17事業所77件
四国運輸局管内の2023年1月~3月度の行政処分は
・トラック 9事業所 (1月:0件、2月:5件、3月4件)
・タクシー 3事業所 (1月:1件、2月:0件、3月:2件)
・乗合バス 3事業所 (1月:0件、2月:2件、3月:1件)
・貸切バス 2事業所 (1月:1件、2月:1件、3月:0件)
合計17事業所でした。
違反件数は77件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約4.5件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。
違反ワースト1位(小項目)は、特定運転者への指導監督義務違反でした
77件の違反内容は、以下となっておりました。
ワースト1位は 特定運者への指導監督義務違反でした。
その他を除いて点呼実施義務違反、点呼記録記載不備、乗務時間の遵守違反、運転者台帳記載不備が多くなっています。
どれも毎月上位を占める違反ばかりですが、2024年問題に直面してから指導監督等に時間を割くことができていないのでしょうか。深刻な問題です。
違反ワースト1位は点呼系。
大分類でみると、ワースト1位は点呼系指導監督・適性診断による違反でした。
ワースト2位には点呼、その他を除いてワースト3位に運転者台帳が入っています。
人手不足の影響が大きいのか、人の力だけでは対応しきれない時代に来ているのではないでしょうか。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
人手不足のこの時代にこそ新たな点呼方法を
点呼や運転者台帳といった記録のヌケモレをなくす方法の1つに、DX化することがあげられます。
人でなくともできることはDX化を図り効率を上げていく必要があります。
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<写真と記事本文は直接関係ありません>
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