毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年7月度、九州運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均約7.6件
九州運輸局管内の7月度の行政処分は
・トラック 3事業所
・タクシー 3事業者
・貸切バス 2事業者
合計8事業所でした。
(先月6月:5事業所)
また、8事業所の合計違反数は61件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約7.6件というところでしょうか。
違反ワースト1位は、指導監督
61件の中身は、以下の違反となっておりました。
ワースト1位(大分類)でも指導監督
ここ数カ月、ワースト3位は変わらず。
例月になく、事業計画・報告が増えております。
車両の増車・減車においても
貨物・旅客自動車運送事業の事業計画(事業用自動車の数)変更届が必要です。
安全教育、指導監督、ヌケモレ・・
事故が減らず、危険予知のトレーニングを実施したいが、運行管理者は配車に勤務割に 通常の業務で手一杯かも知れません・・。
自分の運転特性は?くせを知ることから・・・
ドライブシュミレーターでは、運転の基本である視覚機能、判断・動作のタイミング、動作の正確さ、注意の配分についての測定を行い、また、模擬運転や性格診断などについて自分自身では気づきづらい、“運転のくせ”を知ることができます。
実際の適性診断結果を用いて、個々の運転者に自己の運転行動の特性を自覚させ、これを理解した上での安全指導を行っていくことが重要です。
そのドライバー様の “運転のくせ” を気づかせ、且つ「計画的」に「記録」も残せる、体感型ドライブシュミレータのレンタルを開始しました、是非ご活用ください。
<写真と記事本文は直接関係ありません>
-
2024.12.16
-
2024.12.12
”止まらない、やばい。皆さん落ち着いて。止まって” 緊迫の12分。あわや軽井沢スキーツアーバス事故と同じ大事故。ふじあざみライン大型バス事故調査報告書から何を読み取るべきか?
-
2024.12.12
-
2024.12.10
健康診断項目に、女性の月経困難症やPMSの問診が入るかも? でも男性更年期の問診はない? 労働安全衛生法の健診項目 改訂案について。