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トラック、バス、タクシー、中小企業のアトツギ・候補のみなさん、ぶっちゃけ運転資金、どうしてますか? 賃上、値上交渉、利上、株価乱高下。不穏の時代を乗り切るために重要なのは…情熱?現金?

2024.8.20

 

人手不足、賃上、値上げ交渉、利上・・・。
運輸業のみなさん、コロナ禍を経て、次なる経営課題をどのように捉えてらっしゃいますか。

業界の課題は共通かもしれませんが、個々の企業の「フトコロ」事情は、いろいろかもしれません。

倒産動向・・・。

先般、帝国データバンクより
「道路貨物運送」倒産動向(2024年上半期) というレポートがでておりまして
”道路貨物運送業者の倒産、最多ペースで推移~ 燃料価格の高騰と人手不足背景に増加 ~”
等々、いよいよ2024年問題の顕在化か? という不穏な動きが出ています。

時間外労働の上限規制の開始による深刻な人手不足で、傭車コストの増加が営業損失の要因となったり、コロナ後の荷動き回復で増車したものの、燃料費や部品の値上げで収益を圧迫され、車両リース料や借入返済など金融債務が負担となるケースもあった。年下半期も引き続き道路貨物運送業者の倒産は高水準で推移することが予想される。

出典:帝国データバンク「「道路貨物運送」倒産動向(2024年上半期)2024年7月24日

 

事業承継動向、M&A動向・・・

また、昨今、運輸業界にかぎらず、数十万~100万社単位で、事業承継やMAが発生すると言われています。



帝国データバンクによれば、

全国「後継者不在率」動向調査(2023年) 後継者「不在率」、過去最低53.9%
~ 事業承継「内部昇格」が初のトップ、脱ファミリー加速 ~

1 後継者「不在率」、過去最低53.9% 前年比3.3pt低下 後継者問題は改善傾向続く
2 事業承継「適齢期」の60代は不在率40%割れ 都道府県では改善傾向に差異も鮮明
3 事業承継、「内部昇格」が35.5%、就任経緯で初のトップ 「脱ファミリー」化加速
4 後継者候補、「親族」「非同族」の割合が拡大 「ファミリー」承継は低下傾向

出典:帝国データバンク 全国「後継者不在率」動向調査(2023年) 後継者「不在率」、過去最低53.9%   2023年11月21日 

このようなデータもあります。

とある製造業の資金ぐり、事業承継

さて、筆者は本メディアの編集の傍ら、とある製造業(東海電子と言います)を経営しております。
私事ではございますが、開発や営業をへて、3年前に、事業承継を行いました。

ここ2年ほど、事業承継とその直後のコロナ禍における材料費高騰(とくに電子部品)により、運転資金についていろいろ思うところがあり、悩んでおりました。

そんなときに、知人から紹介されたのが、リバンクさんという企業様です。

銀行勤めや企業やコンサル等、いろいろなご経験があり、とくに、銀行員・銀行支店長や銀行役員むけの研修もされており、「銀行が企業をどうみるか」のプロでおられます。

そんなリバンク様から、経営や財務など勉強したこともない私は、ここ数ヶ月イロイロ教わっています。

とくに、資金ぐり、銀行側の考え方等・・・

こんな感じです。まだよく分かっておりませんが・・・。

こんな 感じで 教わっているうちに、ふと思いました。

本紙の読者やお客様のなかには、私と似た立場の方、似たような悩みを抱えている中小企業経営者や、事業承継を控えている方も多いのではないかと。

 

・・・ということで、こんなワークショップを企画してみました。

 

 

第一部として、リバンクの井手さまから、決算書をつかった勉強会を。

 


第二部として、不肖杉本より、自社の事業承継の経緯やその後の資金繰り、リバンクさんのアドバイスをいただきながら行っている現在の銀行交渉状況を セキララに・・・ご紹介いたします。

 

 

最後の方に、文野さまとワタシにて、軽く座談会の場を設け、参加者からの質問を受けながら、運転資金や銀行交渉のオモテウラ等 お伝えできればいいなと考えております。

 

決算書をご準備を、とありますが、今後事業承継を考えていたり、資金の借り換えを検討している経営者の方、後継者の方、気軽にご参加ください。



なお、今回は、同業者=検知器メーカーや財務コンサル業、同業者の方はご遠慮いただくかたちです。申し訳御座いません。

 

お会いできることを楽しみにしております。少しでも皆様のお役に立てることを願いつつ・・。

 

Tokai-Denshi Inc.
CEO Tetsya Sugimoto
2024.08.20